講演会の模様Ⅳ

 

 食味の話でも子どもたちに問いかけると、元気な声で答えが。。。

 

 「砂糖は?」「甘い」それを甘味といいます

 以下

 「塩は?」「辛い」=塩味

 「お酢は?」「酸っぱい」=酸味

 「ゴーヤは?」「苦い」=苦味

 そして、「渋い」と感じる「渋味」と「旨味」これは、ダシ(ダシの素、昆布、鰹節、椎茸、煮干しなど)が効いてるときに感じる味覚で、日本人にはこの二つ(渋味・旨味)の食味があるというお話もしてくださいました。

 そして、「カレーが辛いときにはどうするか?」という問いかけには、

 「水を飲む」「甘いものを食べる」と。。。

 意外と思いつかないことは「ごはん」を口のなかにたすということでした。

 口の中で、料理に、おかずに「ごはん」で味の調整をすることを「口中調味」といい、日本人の持つ優れた食事感覚だというお話は、面白かったです。

 お米社会のなせる技?!ということですかね?

 そして、日本の料理、食事は、素材(材料)、調理方法(味付け)、配列や見た目の美しさ、器、食事方法など世界でも一流といわれてると。。。

 この話を聞いて下さっていた、子どもはもちろんご父兄のみなさんも、この日本の食生活を大切にしていただきたいと思いました。