親心

 受験シーズンが到来すると、今のお母様方は、子供に何を求めてるのだろうか?と、ちょっと気になることがあります。

 子供が産まれた時には、健康ですくすく育ってほしい!と、それだけを願っていたはずなのに、いつの間にか、あれができない、これができない、と言い出し、中には、自分の理想通りに育たない我が子に幻滅したり、暴言を吐いたり・・・

 「子供は、あなたのペットではないのですよ!」

 「子供には子供の人格があるのですから、その人格を大切にしてあげてください」

 そうはいっても・・・ですかねぇ

 でもね

 どんなに頭が良くても、人とのコミュニケーションが取れなければ社会に出た時に困ります。

 ひとつのことに秀でた人はいいかもしれません。

 天才と言われる人もいいかもしれません。

 そういう人は、たとえ変人といわれても大丈夫なのです(笑)

 でもね

 そんな人、ほんのわずかしかいないものです。

 たいていの人が俗に言う「凡人」です。

 凡人はね

 バランスよく育てないと、途中でポンコツになってしまいます。

 いつまでも子どもでいられるわけがないのです。

 いろんな人と出会って、いろんなことを吸収して、「賢い人」に育てるのも親の勤めだと思いますよ。

 頭がいいのと賢いは、違うと思うのです。

 とにかく、なんでもバランスが大切です。

 受験に失敗したとしても、それが全てではなくて、長い人生のほんの一部なのですからね。

 って、ちょっと縁起でもなかったですね。

 親が子を思う気持ちは、いつの時代も同じですよね