腸管出血性大腸菌 O157

強い毒素(ベロ毒素)を生産する大腸菌で、発症すると大量の血液を含んだ下痢や激しい腹痛を引き起こします。

カンピロバクターと同じく少ない菌量で食中毒を発症し、潜伏期間が長いのが特徴です(1~14日)。

牛の胃や腸管内に存在しており、これが食肉を汚染します。

子どもや高齢者で重症化しやすく、溶血性尿毒症症候群(HUS)脳障害を引き起こし、最悪の場合死亡することもあります。