昨日、新宿区立柏木小学校についたら、テッセンの花が迎えてくれました。
この日、雨が降るかもしれないという予報でしたが、講習の間は、お天気に恵まれて、本当に良かったです。
柏木小学校の生徒さんたちによって栽培される「鳴子瓜」は、江戸時代に将軍徳川家光が好んで食したものだそうです。
昔は、甘いものがなかったですからね。
井戸水などで冷やした「鳴子瓜」は、夏の暑い時には、たまらなく美味しいデザートだったと思います。
今の時代では、甘い果物がたくさん出回っていますから「鳴子瓜」を食べても、そう甘くは感じませんでしょうけどね。
さて、昨日、お勉強した「鳴子瓜」についてちょっと・・・
この「鳴子瓜」、実は、美濃(岐阜県)のまくわ(真桑)村で取れていた瓜なのだそうです。
そう、「鳴子瓜」は、マクワウリのことなのですよ。
この、マクワウリを食べた将軍さまが、たいそう気に入って、成子(今の新宿)にて栽培をさせたマクワウリのことを「鳴子瓜」と呼んだのだそうですよ。
むか~し、むか~し、将軍様が「美味しい。美味しい。」といって、食べていたものが、今の子供たちの手によって栽培されるなんて、なんて素敵なことでしょう!!
ちゃんと、お世話をして、実がたくさんなることを祈って、柏木小学校をあとにいたしました。
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