お話を先日の「鳴子瓜」の栽培に戻しますけど・・・
実は、この時、非常に気になったことがございました。
あくまでもこれは、個人的な感想ですけどね。
それは、小学校4年生の生徒さんの土に対する馴染みが少ないような行動です。
授業の一環だからだったのかもしれませんが、土いじりに積極的ではなかったのですよね。
まだ、9歳や10歳の子供だったら、土とは、遊ぶ感覚であってもいいものだと思ってみていた私がいたせいなのかもしれませんが・・・
とにかく、スコップを持って、「耕す」「掘る」という行為がおぼつかないのです。
担当の先生や栽培を教えてくださっていた宮寺氏が、「もっと深く掘って。。。」と声かけをしてもどうも上手くいきません。
私の側にいらした先生がおっしゃるには
「うちの学校は、見ての通り、ビルに囲まれた学校ですしね。
とくに、3・11のときから、この子達は、土をいじれないできたんですよね。」
ということでした。
なるほど・・・とは、思ったものの・・・
でも、小さい時に砂遊びをしていれば、どうなんだろう??
今の子供は、砂遊びをあまりしていないのでしょうか?
私の頭の中は???マークが・・・
小さい時の土いじりや砂遊びって、私は大切なことだと思うのですよね。
手で触ってみて、その感触で、硬い、柔らかい、サラサラを感じて、そして、どうやって遊ぶかを考える。
それって、創造性をうみますでしょ。
ゲームなどとは違う「考える」ということを身につけることができると思うのですよ。
栽培実習で、意外な子供たちの一面がみれて、やはり、こういう栽培実習って、必要なのだとしみじみ思いました。
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