日本食が健康に良いことは以前から認められていたのですが、ユネスコの無形文化遺産に和食が登録されてからは、日本型の食生活が理想的だと取り上げられるようになりましたよね。
その日本食の特色の一つは「旨味」なのですけど、この「旨味」という言葉は海外になく、世界でも日本語の「UMAMI」で知られています。
ところで、この「旨味」は、昆布だけ・・・鰹節だけ・・・の単品で出汁(だし)をとったときに比べて、昆布と鰹節を合わせたほうが6~7倍の「旨味」があり、肉の脂肪の美味しさに匹敵するそうです。
それは、昆布の味の元はアミノ酸の一種であるグルタミン酸で、鰹節の味の元は核酸の一種、イノシン酸で、このグルタミン酸とイノシン酸を併用すると相乗効果で美味しくなるのだそうです。
これは、やってみると「旨味」の違いがわかりますよ。
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