外食・中食・内食

外食という言葉は、お分かりになりますよね。

家庭以外のレストランなどのお店で、料理人が作ってくれるもので食事をすることで、外でご飯を食べるから外食。言葉通りです。

そして、内食とは、家庭内で作ったものを家庭内で食べることなので、これもおうち(内)ご飯ですから、内食ということになりますよね。

さて、では中食(なかしょく、ちゅうしょく)とは、いったいなんなんでしょう。

この「中食」という言葉は、今の時代が生み出した言葉のようです。

今は、コンビニやスーパー・デパートなどで売られている調理された料理を自宅に持ち帰って食べたり、宅配のものを届けてもらって食べたりする形態の食事がかなり増えてきて、この食事の仕方は、外で調理されたものをおうち(内)で食べるという、外食と内食の中間にあたるという発想から「中食」と呼ぶようになったみたいです。

昔は、この中食は、出前(でまえ)が中心で、おうち(内)ご飯が当たり前でした。

時代の流れと共に、食事の形態が代わり、そしてそれに合わせた言葉が生まれてきたということですね。