「白玉粉」

粉というのは、数種類有りまして、それぞれに特徴があるのですよね。

その特徴をいかして、団子などを作っているのです。

ということで、今回は、白玉粉を紹介したいと思います。

白玉粉というのは、もち米を精白して、水に漬けて柔らかくし、水ごとすりつぶし、その白い液を圧縮脱水し、それを細かく削り乾燥して作られたもので、良いものは、乾燥が完全で、白色で光沢があり、粉の質がとても細かいのです。そして、茹で上げたときにふわっと柔らかく弾力があって、冷やしても固くならないものが良い品であるといわれれています。

皆さんがご存知の白玉だんごや求肥(牛皮・牛肥)のようなもちもちとした食感の高級和菓子は、白玉粉が使われています。

白玉粉で白玉を作るときは、ボールに白玉粉と水を入れて、耳たぶほどの硬さにして丸め、沸騰した湯に団子を入れ、浮いてきたらすくって、冷水で冷ませば出来上がりです。