大麦・小麦

麦は、世界中で一番多く作られている穀物で、その種類は数多くあります。

今回は、大麦と小麦の違いを少し書いてみます。

大麦は、ある程度成長したら「麦踏み」という作業が行われます。これをしないと大麦は茎が増えないのだそうです。

大麦の粒と小麦の粒は、大麦だから粒が大きわけではなく、大きさは、大麦も小麦もさほど変わりがないのですが、用途が、まったくちがってきます。

これは、大麦のタンパク質には粘りがなく、小麦のタンパク質には粘りがあるという特質から、大麦は、麦ご飯に、そして醤油・味噌・ビールなどの原料になります。また、茎は帽子などの細工ものとして使われます。

小麦は、実を粉に挽いて、パンや麺の原料として使われます。