牛乳の容器

今は、紙パックや瓶入りの牛乳が多くなっていますけど、昔は、大きなブリキ缶に詰めた牛乳を量り売りしていたとのことです。明治時代になって180mlの小さなブリキに小分けして売られ、その後、瀬戸物へ・・・そして、瀬戸物の時期は短く、すぐにガラス瓶になりましたが、私たちが知っている瓶に入った牛乳のスタイルは、学校給食で牛乳が出されるようになってからのようです。そのころ、中身も180mlから200mlになったとのことです。

また、瓶に入った牛乳にかかっているビニールですが、この色にも決まりがあります。

青みがかった紫のビニールのものだけが、生乳(せいにゅう)100%で、「牛乳」として表示してよく、それ以外の色のビニールは、「加工乳」と表示されています。ということで、瓶入り牛乳の場合は、キャップにかけてあるビニールの色をみれば、「牛乳」なのか「加工乳」なのかがわかるのですよ。