料理の引き算は、材料を減らすことくらいで、あとは、足し算ばかりですよね。
この足し算、味付けで一度に足し算すると失敗のもとになります。
ですから、「さ・し・す・せ・そ」を守りながら少しずつ調味料を足していくようになさってください。
塩や醤油の分量が多いと、材料に塩分が先にしみこんで、いくら砂糖を足してもなかなか味がまろやかになりませんからね。
市販の調味料に足し算するときも同じです。
例えば、市販の寿司酢を使って酢の物を作るとき、もう少し甘いのが良い方は、味見をしながら砂糖を少しずつ足していき、酸っぱいのが良い方は、味見をしながら酢を少しずつ足していけば、各家庭の味に仕上がっていきます。
めんつゆで、煮物や丼物を作るときも同じで、みりんや砂糖を少しずつ足していくと、好みの味付けが作れますよ。
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