秋刀魚(さんま)

秋の魚といったら、やはり「秋刀魚」です。

この「秋刀魚」は、背が青くお腹の部分が白っぽく光っていて刀に似ているところから「刀」という字が使われたようです。そして、「秋」は、もちろん秋に脂がのって美味しい魚だから・・・ということで、当て字で「秋刀魚」となったとか・・・

ところで「秋刀魚」の鱗(うろこ)って、みたことありますか?

「秋刀魚」は、お肌つるつるのイメージがありますよね。

あれは、「秋刀魚」の鱗はとれやすく、漁のときに網のなかで、互いが擦れ合ったときにほとんどがとれてしまうのだそうです。ですので、私たちが買い求めるときには、「秋刀魚」の鱗はほとんど無い状態ということになるようですよ。

「秋刀魚」は、焼いて良し、煮て良し、生で食べるも良しですが、「秋刀魚」の生は、8月後半から9月初め頃が一番良く、これからの「秋刀魚」は、脂がのっているため塩焼きにしていただくのが、やはり一番だと思います。