蕎麦と表示出来るのは、公正競争規約にもとずいて、そば粉30%以上の製品が蕎麦の表示を認められているそうです。また、良質のそば粉50%以上含まれている蕎麦に限って、高級・特選・スペシャル等の表示が公正取引協議会で認められているとのことです。
そして、蕎麦のつなぎは小麦粉が一般的ですが、他に、鶏卵(卵きり蕎麦)・長いも・山芋・布海苔(へぎ蕎麦に使用)等があり、独特の食感やコシをだした蕎麦もあります。
また、季節によって、ごま・海苔・抹茶・大葉・柚子・梅・桜などを風味付けに加えられた蕎麦もあります。
蕎麦は、ビタミンB1を豊富に含みますので、江戸時代に脚気(江戸わずらい)が流行ったときに、脚気に効くということで、蕎麦が流行したともいわれています。
しかし、ビタミンB1欠乏症の予防に効果があるといいましても、蕎麦アレルギーの方は、食べるわけにはいきませんね。
ところで、この蕎麦アレルギーの方が怖いのは、蕎麦とうどんを一緒に扱っているお店です。蕎麦が食べれないから、うどんを頼んでも、蕎麦とうどんが同じ釜で茹でられていたのでは、蕎麦のアレルギー物質が混ざる可能性があるからです。
できれば、蕎麦とうどんを同じ釜で茹でているお店は、そのように表示しておいていただけると本当はとても助かるのですよね。
ちょっとした心遣いで、安心と安全が約束されると思います。
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