和食の文化(包丁)

下町に出かけたときに撮ってきた「刃物屋」の和包丁です。

日本の食は、魚と野菜が中心でしたから、包丁もそれらを調理する道具として様々な種類があります。

例えば、魚を卸す出刃包丁もあじ切・小出刃・出刃・卸出刃・身卸し等があり、刺身専用の包丁も魚の種類や貝によって包丁の形が違います。また、うなぎ裂包丁も西と東では違うようです。このような和食専門の方が使う和包丁のほとんどは片刃です。

そして、私たちが普段台所で使っている包丁は、両刃の三徳や菜切(今は少なくなっているそうです)がメインですが、今では、両刃の洋包丁を使っている家庭も多いですよね。

私が子どもの頃には、家庭に出刃包丁・菜切包丁・刺身包丁は最低ありました。今は、スーパーで卸した魚や刺身を買いますから、家庭に置いてある包丁の種類も少なくなっていますね。時にはプロ気分になってみるのも悪くないと思いますが・・・いかがでしょう?