麦には、大麦と小麦があります。

大麦の二条麦は、ビールや焼酎の原料になり、六条麦は、押麦や麦茶になります。また、六条麦の変種のハダカムギは、麦味噌の原料になりますので、麦味噌が使われる地域(愛知、香川を中心にした四国、あと九州)で多く栽培されています。

小麦は、実を粉にひいて小麦粉にしてから、日本麺用、中華麺用、パン用等の原料になります。

麦は、米のように精米して食べるというよりは加工して食べることの方が多いのですが、昔は麦飯が多く食べられていました。今では押麦を白米に混ぜて麦飯として食べています。