楽しく

子どもが一番初めに関わるルールや社会は家庭です。それから外で遊べるようになって他の子どもと関わりをもち、子ども同士のルールや社会を学び、幼稚園や保育園に行き、小学校、中学校へとどんどん社会が広がり、親が関わっていた子ども社会から親の関わらない(関われない)社会へと移っていきます。

ですから、親が関われるときに、しっかり子どもと関わって頂きたいと思います。

そして、核家族の方は、時には祖父母やいとこなどと一緒に食事をしてみたり、友達同士との食事をしてみることは、子どもには良い刺激になると思います。

そういうときに大切なことは、「楽しく」ということです。

どんなに豪華な食事でも叱られながらの食事では味などしなくなってしまします。普段と変わりない食事でも、大勢でわいわい楽しく食べれれば、いつもよりたくさん食べることもあるかもしれませんし、あまり好きではなかったものも食べるときがあるかもしれません。そういうときは、褒めてあげて下さい。そして、逆のときもあるでしょうが、決して叱らないでください。楽しいと思っていた食事が台無しになってしまい、食が苦になってしまかねません。叱ると教えるは全く違う言葉ですからね。

親のためにも子どものためにも楽しく過ごせる時間をもつことは、心にも体にも必要なことですよ。