麦は、芽がでて本葉が3~4枚になったときに人の足やローラーなどで数回にわけて踏みつけます。
これを「麦踏み」といいます。
「麦踏み」の言葉は知っていますよね。
せっかく芽が出たのに踏んでしまうなんて・・・って思ってしまいますけど、この「麦踏み」は、麦にとって、とても大切なことなのだそうですよ。
踏みつけられた麦は、とうぜん傷つきますよね。ですが、傷ついた麦はそこで「エチレン」という植物ホルモンをだして茎を太くし逞しくなって、倒れにくい麦になり実を多くつけるのだそうです。
ですから「麦は踏まれるほど強くなる」という言葉があるのですよね。
人も麦のように、踏まれても踏まれても強くあり、そして逞しく育ちたいものですね。
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