啓蟄(けいちつ)

今日、3月6日は「啓蟄」です。

「啓蟄」は、土の中で眠っていた虫たちも春を感じて出てきますよ~。

ということで、もうすぐ春が訪れるという知らせです。

「啓蟄」は、「春分の日」前日から15日前の日とされていて、自然界で言うと、「柳の若芽が芽吹き、ふきのとうの花が咲く頃」になるようです。

自然界では、暦がなくてもちゃんとその季節になると、芽吹き、花を咲かせるのですよ。(写真中央にあるのが、「ふきのとう」です)

さて、春を感じさせてくれる「ふきのとう」ですが、料理(天ぷら、味噌汁、フキ味噌など)にもつかわれますよね。ちょっと苦味があって子どもは苦手かもしれませんが、この「ふきのとう」が伸びたのが「フキ」です。ですからこれから「フキ」を店頭でみかけるようになります。

 

※ケーキなどの飾りとして使われている緑色の砂糖漬けのゼリーのような物(クリスタル・アンジェリカ)がありますよね。あれも、日本では「フキ」が使われていることがあります。