日本の家庭では、お茶碗やお箸が個々に決まっていることが多いですよね。
このように、個人専用の食器のことを「属人器」といいます。この「属人器」は、日本独特の文化です。
箸は、東アジアで使われていますが、タイ、カンボジアやラオスなどでは、汁の入った麺を食べるときに箸を使いますが、普段の食事は、スプーンとフォークで食べますし、他のアジアでは、スプーンやレンゲと箸を使い分けて食事をします。箸だけで食事をするのは、日本だけの文化なのです。
そして、箸には、菜箸(調理用)・取り箸(共用の料理を取り分ける)などがあり、最近では、納豆用の箸もあります。
日本の箸は、主に竹や木で作られていて、漆や合成樹脂などでコーティングされていますが、他のアジアなどでは、ステンレスなどで作られた箸があります。
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