入院などの方にお見舞いを持って行くときには、受け取る方か、そのご家族に聞いてからにした方がいいと思います。
病気の症状などで、食べて良い物、食べてはいけない物がありますし、病気の時は免疫も落ちてることがありますので、思わぬ物でアレルギーを起こすことだってあります。
特に、「生」と着いている物は避けて下さい。そして、食べ物で消費期限のある物ですと、重なった時に困ります。それから、本人が希望したからといって大量に持って行くのもダメです。もしもご家族が遠いところに住んでいるとしたら、病み上がりの本人が重い荷物やかさばる荷物を退院の時に持って帰ることになります。
それに病院の食事は、患者さんに合わせたものを作っていますし、お見舞いの物を食べて病院の食事を残すのは、健康管理をしている方からしたら、良くないことなのですよ。
それから、お見舞いといったら花を想像なさる方もいますでしょうが、今は、花を飾ってはいけない病院が多いです。共同部屋でしたら、誰になんのアレルギーがあるかわかりませんし、花の香りは好き嫌いがありますからね。
そして、もしも見舞いに花が持って行けるとしても、お庭に椿がさいて綺麗だったからといって持って行くのもダメですよ。椿は花ごと落ちるので、武士の切腹を連想させますからね。もちろん仏壇に供える菊もよくありませんし、(下をうつむいている)百合も葬儀を連想させので避けた方が良いです。そして真っ赤な花は血の色と似ていることから嫌われます。あと鉢植えの花は、根付く=寝付くといわれこれも病気が長引くことを連想させます、ですから、シ(死)ク(苦)ラメンの鉢植えなんて最悪ですよ。
病気見舞いは、よく考えてからにいたしましょう。
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