カツとフライ

日本の料理に、パン粉をつけて揚げたもので「カツ」と「フライ」があります。

この「カツ」と「フライ」の違いってなんだと思いますか。

いくつか料理の名前をあげてみたら気がつくと思うのですが・・・

「カツ」のつく料理には、トンカツ・ミンチ(メンチ)カツ・ビーフカツ・チキンカツなどがあり

「フライ」のつく料理には、ポテトフライ・オニオンフライ・アジフライ・牡蠣フライ・エビフライなどがあります。

そう「カツ」は、豚肉・鶏肉・牛肉などの肉に小麦粉・溶かし卵・パン粉の衣をつけて油で揚げたもので、「フライ」は、野菜類や魚介類に小麦粉・溶かし卵・パン粉の衣をつけて油で揚げたものということになります。


ところで、コロッケは「カツ」なのか「フライ」なのか悩んでしまうのですが・・・

「コロッケ」は、フランス料理のクロケットからきているらしのですが、このクロケットはベシャメルソース(ホワイトソース)が使われていますので、日本の「クリームコロッケ」のようなもので、ジャガイモを潰して肉を混ぜた「ポテトコロッケ」とは少し違いますが、形や作り方は似ています。クリームの代わりにポテトを使ったという説もあるようですが・・・肉と野菜の両方をつかっている「コロッケ」は、「カツ」や「フライ」とは別の呼び名として「コロッケ」があると思った方がよいのでしょうかね。