食事を美味しいと感じるのは「味」ですが、この「味」は料理の「見た目」や「香り」、そして「舌(歯)触り」や「温度」も大切なお手伝いをしています。
料理が出てきたときに「わぁ美味しそう」と思うか思わないかは、盛りつけの仕方で違ってきます。そして、食材の香りやダシや調味料の香りでも美味しさは伝わってきますし食欲もそそられます。実際、焼鳥屋や焼き肉屋などのお店の近くを通とその匂いで何のお店かわかりますよね。そして、それが好きなものだったら「食べたい」と思いますよね。
それから料理の「舌(歯)触り」ですが、やはり自分が美味しいと思っている感じと違うとがっかりしたりもしますが、予想していなかった料理法で食感が違ったりするとこれもまた驚き、美味しさに繋がることがあります。そして料理の温度も大切ですよね。熱い物は熱く、冷たいものは冷たくだすことも美味しさの秘訣だと思います。
「味覚」というものは、このように視覚・臭覚・記憶が大切な役割をしているのです。
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