おもうに。。。

「いい子症候群」や「新型うつ」や「機能不全」のような心の病に共通することを私なりに考えてみたのですが・・・

これらには、子どもに接する親(大人)が大きく関わっていると思うのです。

子どもの時から、親が(将来)進むべき道を決めて、子どもがそれに応えようとし、それ以外のことを考えない、または、それ以外の道を選んではいけないと思って、自分自身で自分のやりたいことを見つけられない、自分自身で決めることが出来ないようになったり・・・

親の顔色ばかり気にして、自分自身をだせない、だしてはいけないと思ったり・・・

ようは、子どもなのに自分の感情を面にだせない状況に追いやられ、自分自身を見失ったり、心を閉ざしたりしてしまうのではないかと思うのです。

かといって、子どもの言う通りにわがままを聞いてもいけませんけどね。

家庭環境に問題がある、ないは関係なく、子どもの心理状態というものは、家族のあり方を問われていると思うのですよね。どんなに裕福でもそこに笑いや会話が無ければ心は悲鳴をあげるのではないかと思うのですよ。

それから、親(大人)が、子育てするときに背伸びをすることも良くないと思います。

人は10人いたら10人違って当たり前で、子どもは親(大人)の思い通りにしようとするものではないと思うのです。子どもはペットではないと・・・子育ては、親の姿が問われているようなものだと・・・

自分で考え自分で行動がとれるようにならなければ、社会に出たときに困るのは子どもです。

自分の子どもが心を病み、問題を起こすことを望む親(大人)はいないですよね。そうならないためにも「会話」「笑顔」をいっぱい食卓に並べて欲しいのですよね。

※これは、あくまでも個人的な考えです。