油揚げのことを「稲荷(いなり)」と呼んだりしますが、これは、稲荷神社の神様に稲荷寿司や油揚げを供えたからなのです。
なぜ、油揚げを稲荷神にお供えするかといいますと、三角形の稲荷寿司が狐の耳に似ているからだとか・・・油揚げの色が狐色だからだとか・・・いわれています。
稲荷神社の神様は、元々は農業の神で、狐は穀物を食い荒らすネズミを食べてくれて穀物を守ってくれ、その狐の色や尻尾の形が稲穂に似てることから狐が稲荷神の使いだといわれ、江戸時代に入って稲荷が商売の神様と認められ、稲荷狐は稲荷神という風に一般に広がったといわれたいますが、狐が稲荷(油揚げ)が好きだからではないのですよ。
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