「おにぎり」と「おむすび」

「おにぎり」と「おむすび」の違いを調べてみたら、「どちらの呼び方でもいい」となっているのですけど、でも、呼び方の理由はあるようですよ。

「おにぎり」は、ご飯を手で握った”握り飯”からきてるとか・・・鬼切り=禍を退けるという縁起担ぎからきたとか・・・

「おむすび」は、お結び=良縁を結ぶといい、結びの神からきているとか・・・おむすびの「び」は古い時代には「魂」の意味があり魂を込めたものという意味があるとか・・・

また、米を握り固めたものが「おにぎり」で、おにぎりを笹の葉などでくるんで紐で結んだものを「おむすび」と呼ぶともあります。

そして、三角の形をしたものは普段用や携帯食用で、俵型のものは慶事用などと使い分けることもあるとか・・・

東日本では三角で西日本では俵型が多いともいわれていますが、「おにぎり」と「おむすび」の呼び方は、地域や個人でも違いますから、ご飯を握ったものは、好きなように呼んでよいということになるようです。

※「おにぎり」&「おむすび」に海苔を巻いて食べる風習は江戸時代に広まったようですよ。