ごぼう

日本独特の食材で、細く長く幸せに・・・と、縁起物としてお節料理にも使われる「ごぼう」ですが、新ごぼうの季節はこれからです。

この新ごぼうを料理するときには、洗って皮を軽く包丁の背などでこするだけで、水にさらす必要はありません。ですから、「ごぼう」のポルフェノールであるクロロゲン酸(抗酸化作用がある)を逃がさずに食べることができます。(ごぼうを水にさらすと水が茶褐色になりますが、これは、クロロゲン酸が溶け出してなる現象です)新ごぼう意外のごぼうでも色が気にならない料理の時には、水にさらさず調理をすることをお薦めします。でも、ちょっと色が気になるときには水にさらしてつかってください。その時には何度も水を替えたり(一度で十分です)、長時間水にさらさないようにしてくださいね。

【ゴボウの料理】には、八幡巻(牛肉や穴子などで茹でたごぼうを巻いたもの)・たたきごぼう・きんぴら・煮物・天ぷら・唐揚げやチップス・サラダ・炊き込みごはんや混ぜご飯・汁もの(けんちん汁など)・柳川などなど、たくさんのものがあります。

ちょっと変わったものとして、ごぼうを餅の芯として使っている和菓子の花びら餅があります。(正月や初釜などで茶菓子としてつかわれます)