歯磨き粉

食べると言う行為は、生きていくためにとても大切なことです。

そして、食べる時に必要な器官と言えば「歯」です。「歯」が健康であれば身体も健康を保てるといわれるくらですからね。

この「歯」を守るために使われるものといったら、歯ブラシや歯間ブラシ・・・そして歯磨剤(シマザイ)です。

この歯磨剤を私たちは「歯磨き粉」とよんでいますが、普段使っている「歯磨き粉」は写真(右)のようなペースト状になっているもので「歯磨き粉」と言いながら粉ではありませんよね。

では何故ペースト状なのに「歯磨き粉」と呼ぶかというと昔の歯磨剤は、写真(左)のように粉で出来ていたので、その名残なのだそうです。

※資料によって多少違いはあるのですが、「歯磨き粉」は、細かい砂(研磨砂)に丁子(クローブのこと)やミントや唐辛子など色々な漢方薬を少しずつ混ぜ合わせて作られていたようです。「歯磨き粉」が商品として売られ出したのは江戸時代だそうですよ。