先週の土曜日に行われた『「和食が育む、日本人の味覚と食文化」シンポジウム』で、日本では、想像しにくい事ですが、2050年頃には、人工増加と異常気象により食糧難が訪れるというお話がありました。
「食べるものは大切に!」
その意味が分かっているようでわからない人が先進国には大勢います。日本もその国の一つかもしれません。
お話の内容を私なりに伝えると・・・
人間が生きていくために必要な水は飲み水だけではなく産業や農業などにとっても必要ですよね。
例えば、ステーキを食べるとしますよね。そうすると料理をするときに水なんて使っていないと思うかもしれませんが、ステーキは牛肉ですよね。牛肉は牛の肉です。ですから牛を育てなくてはステーキは食べれないですよね。牛を育てるには、牛の飲み水・餌となる穀物が必要になります。この餌となる穀物を育てるには大量の水が必要になってくるということになります。ですから、ひとつの物だけにとらわれてはいけないということです。
様々な問題で作物などを作ることが難しくなって作る量が少なくなり、その国の人口が増えていたとしたら、その国だけで食べるのでいっぱいいっぱいになってしまうと、日本が今までお金をだして他の国に「売って下さい」っと言っていた物が買えなくなってしまうのですよね。
皆さんが知っている通り、日本の食べるものは輸入に頼っている物がたくさんあります。でも輸入できなくなったときのことを想像してみて下さい。怖いですよね。
欲しい物が買えなくなってからどうするかを考えるのではなく、欲しい物が買えなくなる前にどうするかを考えるべきだということです。
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