夏のキャンプなどで作られる事の多い「カレーライス」は、家庭でも外食でも人気の高い料理ですよね。
この「カレーライス」の「カレー」は、インド料理のカレーを元にイギリスで生み出されたものが、日本に伝わり、それを元に日本でアレンジされたといわれていますが、私たちが食べているカレーのルーにインドカレーと違って、とろみがあるのは、なんでもイギリス海軍でカレーがあつかわれるときに、船の揺れでカレーがこぼれないようにとろみが付けられたといわれています。そして、日本の海軍では、週末の金曜日にカレーライスが出るとか・・・(海にでると曜日の感覚がなくなるということらしいです)今はどうなんでしょうか?
今では定番となっているカレーの具に使われているジャガイモ・ニンジン・タマネギは、明治のころには、珍しい西洋野菜だったということです。
そして、子どもでも簡単にカレーを作ることができる固形製品のカレールーの素は1954年に販売されたと言うことですから、60年ほど前ということになりますね。
この「カレーライス」のルーの黄色は、ターメリック(秋ウコン)の色(黄色)なのですよ。
※ウコンの色(黄色い染料)は、たくあんや辛子などにも使われています。
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